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東京都大田区:キネマARTクリニック
花岡嘉奈子 理事長
1967年東京生まれ。93年東邦大学医学部卒業。東邦大学大森病院で久保春海教授に師事、体外受精グループにて研究と診察にあたる。医学博士。日本哺乳動物卵子学会、日本産科婦人科学会、日本不妊学会、日本受精着床学会に所属する。クリニックの同ビル・3階にある「伊藤メディカルクリニック(内科、皮膚科、一般産婦人科)」では、診察連携(姉妹連携)も行っている。
Address 東京都大田区蒲田5−27−10蒲田TKビル2F
Access JR京浜東北線蒲田駅、京浜急行線京急蒲田駅から徒歩5分
Tel 03-5480-1940
Fax 03-5480-1941
Home Page http://www.cinema-art.com/
診療受付時間 mon tue wed thu fri sat sun
AM10:0011:30
PM15:0017:30
※休診は日曜・祝日の午後。日曜・祝日は特殊医療のみ
※田宮クリニック産婦人科(神奈川県大和市)と提携
患者さんの心を尊重する医療方針、
「フレンドリーART」を目指しています
●アットホームな雰囲気で患者さんにやさしい治療を
 東京・蒲田にあるキネマアートクリニック。その特徴的な名称は、映画(キネマ)を大衆のものにした蒲田撮影所にちなみ、同時にまた、補助生殖医療(アート=ART)にちなんでいるそうです。一歩院内に足を踏み入れると、間接照明が落ち着いたムードをかもし出し、まるで最新の映画館を訪れたよう。日常から離れ、ホッとひと息つける雰囲気があります。ここでは「フレンドリーアート」という言葉がよく使われるといいます。これはどういった意味なのでしょうか?
「アート=補助生殖医療というと、とてもむずかしいことのような響きがありますね。私たちのクリニックでは、医療提供者側と受ける側が、どんなに小さなことでも気軽に相談し合えるようなコミュニケーションづくりを目ざしています。患者さんの意思や希望を尊重することを軸に、私たちがより効率の高い治療法を提案していく。患者さんが納得される治療の進め方であることを確認しながら、クリニックのスタッフと患者さんによる二人三脚で、不妊治療のゴールを目ざしてがんばりましょう、という治療方針をあらわした言葉が、『フレンドリーアート』なのです」と理事長の花岡先生。
「患者さんが100人いらっしゃれば、100とおりの症状があり、個々の患者さんに見合った治療法があるはずです。私たちは患者さん一人一人としっかり向かい合って『オーダーメイド』のようなきめこまかな医療を心がけています。そういったこともあり、当院ではあえて妊娠率のデータは発表していません。その施設での『統計』よりも、目の前の患者さんご自身が妊娠できるかどうか、という個々のデータのほうに注目することがたいせつだと信じるからです」
●心にも体にも痛くない治療を。患者さんを全力でサポート
 キネマアートクリニックでは、体にやさしい治療も評判です。たとえば、採卵。「いままでは針の痛みで涙を流していたのに、なぜ痛くないの?」と驚かれる人、採卵後に「え? 終わったんですか?」と拍子抜けする人もいるそうです。痛みにはなぜそんなに差が出るのでしょう? 「痛みの感じ方は、医師が一つ一つこまかい点に気を配ることで、変わってきます。エコーを入れたときに、骨盤の形や恥骨の位置を見きわめ、刺す針の角度調整などで、できる限り体に負担がかからないように努力しています」と花岡先生。
 また、治療方針については、不妊コーディネーターがていねいで的確なアドバイスをしてくれます。「初診の際、治療法をご提案しますが、あくまでも選択するのは患者さん。私たちと納得いくまでたくさん会話をしてください。互いに理解し合い、その中から、患者さんの気持ちに寄り添えるようなアドバイスを提供したいと思っています」と話してくれたのは、不妊コーディネーターの岡村和江さん。緊張をほぐすため、胚移植前のリラクゼーションを心がけているとのことです。
「私たち医療提供者は、患者さんのストレスのあと押しになるようなことを絶対にしてはいけないと思います。『あなたは卵をよそからもらうしかない』と言われ、泣きながら転院してきたかたが、なんと翌月に妊娠! ということもあったくらいです。言葉一つで人はどれだけ傷つくか、……こういったことをくみとる気持ちが必要だといつも肝に銘じています。また一方では、自分のおかれている状況を、患者さん自身が冷静に客観的に確かめることもたいせつです。当院では複数の医師がおりますので、担当医以外にもどんどん質問して、自分のいまの状況、これからの方向性を見すえる助けにしていただけるといいですね」と花岡先生。
 治療での体と心の痛みを全力でサポートする真摯な態勢はうれしい限りですね。また、男性不妊の専門外来も週2回行われており、診療サポートは万全です。

フロントでは優しい笑顔のスタッフが対応してくれます。

エレベーターで2階へ、上品なエントランスが目印。

2階・フロント前の待合室。落ち着いた低めの間接照明、リラックスのあまり、ついウトウト……と居眠りしてしまう患者さんも多いとか。

「治療は二人三脚でがんばりましょう!」

最新の治療に精通した多くの医師が治療を担当しているのも特長です。写真は田宮親先生。

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採卵後の卵はエンブリオロジスト(胚培養士)によって受精、培養がすみやかに行われます。(photo1)患者さんは回復室で安静に。自然な動線の設計はさすがです。(photo2)

別フロア(10階)では、ゆったりリラックスしてお茶までいただけると好評です。

患者さんの本音が詰まった「なんでもノート」。不安やあせりのつぶやきに、「励まし」の書き込みをする患者さん同士のやさしさに胸があたたかくなります。

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